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ブライトオレンジ
嘔州危機 生餓鬼 現代つう ストッパブル 夢遊車 夢百夜 衛生危惧 続々堕落論 八起賞 スーパースポーツ雑感 結婚のすすめ 毒最盛 論語論 オタクルマ論 ナーセンス さよならMADE IN JAPAN
きっかけはMotoGPでのシモンチェリの事故死だった。その瞬間の動画を見なきゃいいのに何度も見てしまった。名前さえ知らなかった24歳の若きレーサーの死がだいぶ衝撃だったらしい。有名人の死に刺激されて後追い自殺、というのはたまに聞くが、刺激されて大掃除したというのは聞いたことがない。こういうのも死に支度というのだろうか?そういうわけで年の暮れでもないのに、ここ半月ほどで押し入れの中のガラクタをほとんど処分した。「え?こんなものそんな高値で買ってくれるんですか?」びっくりするような値段のものもあった。「ええ、パーツが欠品していなかったら、もっと高く買えましたよ」世の中には物好きがいるものだ。棄てる鬼あれば拾う神あり。引っ越ししたことが少ないことと、もともと物持ちがいいタチなので、押し入れの中はまるでタイムマシン。子どもの頃のオモチャから中学高校の教科書、プリントの類いまであったのには我ながらあきれた。「あ、これなっつかしい!」つい手に取って見たくなったが、そこは心を鬼にしてバッサバッサ捨てた。その姿はさながら殺人鬼。殺してるのが過去の自分という...その点では大掃除も一種の自殺衝動なのか?あるいは死の恐怖から無性に生きんとした結果なのか?フロイト先生は何と精神分析するかね。まあ、しかし、リサイクルショップのおかげで十万ほど収入になったので、記念に部屋のカーテンを新調することにした。そこで選んだ色が太陽のような、というか、血のようなオレンジだった。
2011年11月18日
10年ほど前のこと。約一ヶ月におよぶ欧州への一人旅から帰国後、来る日も来る日も原因不明の吐き気に襲われ、次第に何も食べれなくなり、とうとう緊急入院となった。「急性白血病かもしれない」と医者にいわれたが、結局、原因はわからず、二週間で退院できた。最近、そのときとそっくりな症状にしょっちゅう襲われているという人の話をきいた。「風邪のひき始め、無理して酒を飲むと吐いたりしますが、身体が冷たくなって、脂汗が出て、顔が蒼白になって...」それはどういうときに起きるのかときくと「慣れ親しんだ状況を失って、自分だけ孤立したとき」だといい、極端に高い場所、狭い場所でもなるという。それでピンときた。たしかにあの旅でそういう状況に何度も遭遇した。エッフェル塔の展望台はさほど高くなかったが、風がビュービュー吹いていて異様に寒かったし、ブルガリア行きの鉄道の便所は便座にうんこがこびりついて異常に汚かったし、忘れもしないのは、ギリシアで航空券を紛失したときのこと。慣れない英語で必死に再発行の手続きをしたのだが、前夜は二度と帰れないかもという不安でろくに眠れなかった。そういう疲れがどっと帰国後におそって来たというわけだ。サルトルは『嘔吐』で「存在の無意味性に対する不快感」から吐き気に襲われたというが、「存在」というのも他者があってのものだから、その不快感も孤立への不安からきていたのではないか?近頃は旅行もしなくなったが、ときどきコーヒーを点てた後で、軽い吐き気を催すことがある。酒のように飲んだ量は関係ない。ということは、もしや、ドリッパーの底から滴り落ちるしずくを見て「ホントはみんなひとりぼっち」ということを覚醒するのだろうか。
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2011年11月19日
みなさんは生ガキにあたった苦しみを知ってますか?三日くらい何も食べれません。あれは、忘れもしない、15年ほど前。当時、付き合ってた女性と、その母親、自分の母親と自分の4人で会食したときのことだ。ずっと、生ガキにあたっただけと思い込んでいたが、よく考えてみれば、一緒に食べた他の3人は誰も腹を壊してない。ということは、生ガキに問題があったのではなく、自分の消化器官に問題があったことは明らかではないか。ニーチェが本の中でこういっている。「沈黙家はみな消化不良にかかっている」「(怨恨の情によって)神経の力の急激な消耗、有害な分泌活動の病的な昂進、たとえば胃の中への胆汁の混入などは、その結果おこる」と。また、彼は『ツァラトゥストラ』を書き上げた後、「一種の無防備状態」に陥り、「すべての創造行為にともなう防御力の消耗で消化も悪くなった」といっている。はて、あの頃、何か「創造行為」なんてしていたか?子づくりのまねごとならよくしていたが、そういう「防御力の消耗」してる状態で、必死に「沈黙家」を演じていたために、「神経の力」を消耗し、生ガキも消化できぬ無防備状態に陥ったのではないか?要するに、いつ「結婚」の二文字を切り出されるのかと内心ヒヤヒヤしていたにちがいない。相手はその言葉だけを期待して、わざわざ遠い田舎から母親を呼び寄せたのだ。その状況を頭が消化できてないから、身体が消化不良を起こして知らせたのだとしたら、やっぱりあの生ガキには何の問題もなく、ただ、ガキだった自分に問題があっただけ。 |
2011年11月21日
俺はいわゆる「現代型うつ」の20代だけど、スティーブジョブズは尊敬してるし、ああいう天才を生み出す米国社会もリスペクトする。それと比べて日本って何?って感じ。コンプライアンスとか規律守るのがそんなにエライのか?デフレ不況も、人材流出も、産業空洞化も当然の結果だろ。水清ければ魚棲まずだ。ガラパゴスとかいわれて日本の常識は世界の非常識なのにいまだに日本の技術は世界一とか信じてる。それに「オウム事件はなぜ起きたのか?」つってるおっさんとかいるけど、それって「太平洋戦争なんて、なぜ負ける戦争をしたのか?」つってるじいさんと同じだろ。麻原も裕仁みたいに「アア、ソウ」とか言ってるうちにあんな大惨事になったんじゃねえの?ニーチェの言葉にこういうのある。「狂気は個人にあっては稀有なことだが、集団、時代にあっては通例」と。そのいい例が最近話題になってるナベツネ帝国の人事騒動だろう。松蔭とか平八郎みたいに改革者が反逆者になってしまうのが変だって三島由紀夫も言ってた。俺は会社に逆らうほど愛社精神もない。無届け欠勤なんてざらだし。出る杭は打つわ、才能の芽は摘むわ、そこでしか通用しない常識を押し付けてそれを人材育成と偽るわ、こういう救いようのない島国根性だから、黒船とかGHQとかいつも外国人に改革してもらってる。だいたい何が新型うつだ。医者に泣きつくしか能のないやつが旧型だっただけだろ。漱石は博士号を辞退した時、「学者は片輪者」といったけど、「先生」なんてチヤホヤされて、その世界でしか生きられない堅物だから、すぐ新型とかいいだす。TPPは大歓迎だよ。だって日本医師会とか農協とかもっと広い世界知るべきだ。うちの会社のおっさんも俺のこと「現代うつ」とか言ってねえで、少しは現代通になれっつの。 |
2011年11月22日
とある本に「乗り物恐怖症」というコトバが出てきて、小さい頃、新幹線とかクルマに長時間乗ってると気持ち悪くなってゲーゲー吐いてたことを思い出した。当時、よく飲んでた酔い止め薬は「トラベルミン」というやつ。これのおかげでまったく平気になった。と、長いこと思い込んでいたが、ちょっと待てよ?高校以降は一時間以上の電車通学で、むろん酔い止めなんか飲まないのにちっとも酔わなかった。ところが、大人になって、あるときブランコに乗ったら気持ち悪くなってしまった。子どもの頃は酔わなかったのに...。あと電車はいつも立ってることが多いのだが、あまり空いていて、うっかり座っていると今でもちょっと気持ち悪くなるときがある。立っていても、慣れない路線だったり、慣れない出勤時間だと軽く吐き気を催すことさえある。あれ?乗り物酔い、実は治ってないじゃん。そこで考えた。乗り物酔いが全然へっちゃらだった時代、いつもそばにあったのはトラベルミンというより、音楽だ。通学のときはいつもヘッドホンステレオ。3年間で3台くらい買い替えた。クルマのときはカーステ。旅行のときなどは持ち運びできるケースにつねに10本くらいカセットを入れてた。耳は平衡感覚をつかさどるといい、そこに直接、作用するという利点もあるが、その本にはこうある。「乗り物恐怖症の人の好きな乗り物はタクシーですね。自由にストップと言えるから」と。なるほど、自分の運転する車で酔う人はいない。自由にストップできるから。それにヘッドホンステレオもカーステも「自由にストップ」できる。むろん車は止まらない。けれど音楽に浸ってる人には実はこれが効くんではないか? |
2011年12月4日
今朝のこと。夢で(ランボルギーニ)カウンタックに乗った。それでどこへ行ったかというと、なぜか高校。脇の駐車場にカウンタックを止める。夢だから難なくできる、というか、運転シーンがすべて省かれてる。高校に何しに来たのか?何やら記録を書いてる。そこに「本日はカウンタックで参上!」なんて下らないことを書こうとして、怒られちゃうかな〜!?とか考えてる。で、用事を済まして駐車場に戻ってくると、あれ?ちょっと位置が変わってない?おかしーなーと思ってると、クルマの前に女が二人いて、キャーキャーいってる。「これ乗ってる人ですかァ〜!?」と聞かれ、照れる。ここはかっこ悪いとこ見せられない。だが、そう思えば思うほどウィングドアが引っかかって中へ入れない。見ると、あらら、ハンドブレーキまでし忘れ...。それで動いちゃってたのかな?妙に軽くて、パラマウントベッドみたいにゴロゴロ動いちゃう。何とか、無事帰宅。またしても肝心の運転シーンは省かれてる。よく見ると前輪のひとつがスペア、ではなく、プラモデルみたいな小さいのに変わってる、ってとこで目が覚めた。こんな夢を見たのも、昨日みたニュースのせいかも。それは中国道でフェラーリなど高級車ばかり14台がボコボコになった事故だった。ホイールがぱっくり割れてディスクブレーキが丸出しのとか、ボンネットが吹っ飛んで昔のデトマソパンテーラみたいに見えるのとか。だけど、夢ではいつもハンドルやブレーキが利かなかったり、さんざんな目に遭ってるのに、今朝のはトラブルすらも楽しかった♪何せ、夢にも運転できないスーパーカーだからね! |
2011年12月5日
吉行淳之介と対談した夢をみた。「変な夢を見たんです。昔、寝たことのある女が事もあろうに僕の家に間借りしてるという」「何で君の家に間借りしなきゃならないんだ?」「それが、隣の家が工事中で、そこで働いてる職人がどうやら彼氏らしいんです」「どうしてわかったのか?」「その金髪の彼氏と窓から親しげに挨拶かわしてるんですよ、毎日」「へえ、そりゃ、同居人としては興味津々だな。で、君はその女に問い質すわけか?」「そんな気まずいことはできなくて、彼女が出かけた後に部屋に入っていろいろ詮索するんです。化粧品とかあさって」「そうか、相手は君のこと覚えてないんだな」「たぶん。全然あっけらかんとしてるんです」「なるほど。大正時代の小説風だな。で、夢はどう終わるのか?」「僕は机の上のノートにいろいろ書いてるんですが、彼女もこっそりそれを覗いてるっていう」「なんだ、実は君と寝たこと覚えてるんじゃないか。実は君を追っかけて間借りしたんじゃないか?また寝れることを期待して」「そうだとしたら、こわいですね」「夢ってこわいものが出てくるからな」「吉行さんはどんなこわいものが夢に出てくるんですか?」「ヤクザ」「やっぱり追っかけてくるわけですか」「そう。そうとわからないように」「じゃあ、僕と同じだ」 |
2011年12月11日
纏足というのを御存知だろうか?幼い頃から女の子の両足を包帯でぐるぐる巻きにして、初夜を迎えるというときに、新郎がそれをほどくという中国の古い風習。高校の先輩から聞いた話で、いささか真偽はさだかでないが、幾重にも巻かれた包帯を一枚、一枚、ほどかれる間、新婦は裸体以上のハダカを感じて何度もイッてしまうという。香をたいて包帯するわけだが、長い間巻いているから、さすがに臭い。しかも、どれが小指だかわからぬほど垢だらけ。それを新郎が舐めるというのだが、世にも珍しい酒の肴に非常に興奮するのだとか。それはさておき、ここは現代の日本。入ると自動的にフタがオープンするウォッシュレットの装備されたトイレの中で、妙に、くっさー、と自分のニオイにイッてしまいそうになって、最近気に入ってるベルガモットのスプレーで吹き消そうとして、ちょっと待てよ!自分のニオイくらいしか、纏足に匹敵するようなニオイなんてないんじゃね?と思った。だけど、別に興奮なんてしない。しいていえば、母親がわが子のおむつを換えるときの慈しむ感じくらいは.....しないしない。ただ、日本が昔に比べて少子化になったのも、公衆便所が臭くなくなって、こういう狭い個室トイレが普及したこと、つまり自分のニオイばかり嗅がされる環境になったことが遠因にあるように思った。それと、古い中国でも纏足なんていう悪どい風習を生み出さねばならぬほど子孫繁栄が危ぶまれた時代があったのだと。 |
2011年12月13日
今朝、テレビからしきりに「消費税増税」と聞こえてきた。ときに先日、ネットオークションでフェラーリBB512のプラモを半額以下で譲ってもらった。その人はプラモ買取専門店の「代表取締役」と肩書きにあるのだが、さて、私が支払った中から消費税は納めるのだろうか?オークションなんてほとんどは個人の出品だから消費税とは無縁。もし増税したら、こういう取り引きが今より増えるだろうな。で、この状況は終戦直後の闇市と似てる。インフレがデフレになっただけで脱税という点では同じではないか。インフレでは正規の商売自体が成り立たなかったのだろうが、終戦直後という混乱で税金さえ払えない困窮者が闇市の増殖を支えたのではないか?で、今もそういう困窮者が多いといわれる。店を構えるほどの資金はないが、情報ツールはあって、売り手と買い手をつなげば簡単にブローカーになれる時代。そしてデフレ。物は有り余る。家の押し入れの中や、倉庫に眠っている。液晶テレビをまともに生産してもすぐ値崩れする時代。それよりタダ同然で買い取って安くたくさん売った方が利益が出ると考えるのは当然。あのプラモ屋も新品を売るよりトクしてるんではないか?だから増税すればさらにそういう個人売買が増殖するだろうな、と思う。まともに商売なんかやってられないからどんどん店じまい。駅前商店街はさらにさびれ、通販とかPCウィンドウショッピングがますます主流になるだろう。そこで儲かるのは運送業。物はつくるより運ぶ時代になると製造業はますます衰退。すべては増税のせい。庶民の脱税行為の結果。でも、どうして増税なんだろうね?思うに、国へのお布施なんだろう。栄えていればお布施なんて勝手に入ってくる。それが衰退してくると信者も渋る、で、教祖はせびる。それで信者はますます離れていく。そうして歴史が転がっていく。今も昔も。 |
2011年12月24日
すごいぞ、石田衣良!?みなおした、直木賞。「日本よ、早く破綻せよ。」なかなか有名人でこれを言える人はいない。よく言った。韓国もアジア通貨危機で破綻後に国を挙げてITと芸能ビジネスに政策を転換。Kポップ躍進華々しい現状は十年以上前に種蒔かれたのだ。シンガポールで開催されたアジア最大級のポップフェスとか見てても出てるのは20代。オジさんオバはんはいない。ましてや、ジジイなんて見る影もない。それが日本のテレビみてるとビートたけしとかジイさんばっか。いくら高齢化社会だからって、ね。エネルギー持て余してカネのない若者はゲームとか仮想世界で何とか棲息してる。石田サンが言うように破綻したら、そういう老人が借金と一緒にみんな消えて、今の韓国みたいに若いパワーが解放されるんじゃね?「民主党も自民党も今の体制そのものが跡形もなく消える」ってのも初夢としてはいいけど、あれだけの震災とか原発事故があっても、いまだにのさばってる現状をみると絶望的だな。ベルリンの壁崩壊に匹敵する事件だったのに、何一つ壊れてない。戦後ニッポンは終わった方がよかったのにさ。仙台なんか震災特需で空前の賑わいだっていう。昔、「火事は江戸の華」なんて言われたのがわかる。スクラップ&ビルドで日本ってのは潤ってきた。西欧みたいな何百年もつ建築なんていらない。壊れてくれなきゃ困る。お天道さんとかお上に対する絶対的な諦めによってすべて動いてる。だから一夜のお祭り騒ぎのように政治も一時しのぎ。変に長い目で次世代に日露戦争を語り継ぐから、あの盲目的な軍国時代をつくってしまった。その遺産である司馬遼太郎(この人も直木賞作家)の作品をいまだにドラマでやってる。国も長い目なんか持たないで、つくっちゃ壊しがいいのかもね。資源もない国土だし。 |
2012年1月2日
いやあ、この西川淳さんの「すべてはカウンタックから始まった」的なスーパーカー論には共感するなあ。ディアブロもムルシエラゴも革新性はない、というより、すでにカウンタックですら後年のゴテゴテしたのは子供心をくすぐらない。今ならモーターショーでしか見られないコンセプトカーが近いけど、あんま夢みたいなのもどうかな。夢と現実のスレスレというか、実用性+∞みたいなのにスーパーカーを感じるね。ときに日本人は働き過ぎとかいわれ、もったいない、とか省エネ、ムダ削減と叫ばれる。そんな中、レクサスLFAはよくつくったといえるけど、豊田社長にはぜひ大阪城に行ってほしいね。秀吉の残した芸術には俗悪だけれど、天下人としての最高の豪奢が一貫していると坂口安吾も賞賛してる。金持ちの風流ではなく、成り上がりの強欲が聚楽第も生み、醍醐寺の桜も生んだ。そこには一種の狂態がある。あらゆる駄々がこねられている。こういうことがこじんまりしがちな島国根性、というより島国常識を超越させる。不況とか嘆く前に、想像し得る最高のものを思い描いてみろとそれらの作品は訴えてくるだろう。そういう秀吉精神からしたら、エコなんて実にセコい。西川サンのいうとおり、環境負荷が半分でも、倍売れりゃ同じこと。何十万台も売れてるプリウスの方がヴェイロンより有害なのさ。米国EPAの燃費ガイドなんてそこんところを考慮してないからワーストとったスポーツカーは逆に名誉だよね。EVとかHVとかリッター何キロなんて、そんなの目玉にすんなっつの。さりげなく200馬力のモーター積んで、エンジンと合計して700馬力ですっていうポルシェ918が好きだなあ。ドイツ人にとっちゃエコなんてエチケットにすぎない。マクラーレンF1の登場がスーパーカー時代の幕引きだったって西川サンがいう。一億っていうケタのちがいも大きいよね。夢をホントにしちゃうとそんくらいかかるんだっていう...。でも、夢は夢のままがいい。ランボルも一時期、ヴェイロンに刺激されてか、ステルス戦闘機まがいのレヴェントンつくったけど、中身は現行モデルと一緒だったってのがあの会社らしいよね。あくまでイメージが売り。これも安吾の言葉だけど、職人に必要なのは思いつきなんであって、技術を磨いておくのは言うまでもないけど、さらに大事なのは数値を競うことじゃなくて、度肝を抜くアイデアなんだと思う。レクサスにそれを求めるのはマチガイですか?そんなら仕方ない。ランボルに通じるトンガリを感じるマツダさん、どうかあの'70モーターショーに出たRX500をリボーンさせてください。もちろん市販の、斬新なアーティスティックスポーツカーとして。 |
2012年1月4日
先日ある人から「結婚を一言でいうと?」と聞かれ、考えてしまった。例えば、バーナード・ショウの言葉に「結婚は女のビジネスであり、それから逃れることは男のビジネスである」というのがある。つうか、「性」が女のビジネスで、それ以外のアマタが男のビジネスなんじゃん?だから結婚しないで性をビジネスにする女がアマタいるわけ。男はといえば、結婚しておきながら妻の求めから逃れるのは契約違反なんで、離婚して慰謝料とられるのも違約金というわけだ。どんな商才のあるビジネスマンも結婚している以上、女のビジネスからは逃れられないというわけ。それから永井荷風の言葉に「男は広く浅きを欲し、女は狭く深きを欲す」というのがあるけど、それは封建時代の話で、本来は女も「広く浅きを欲す」のじゃないか?昔は経済的にも道徳的にも女性が不自由だっただけで、民主主義になり、男女同権となればやはり欲するところは男女関わらず「広く浅き」であって、それが高じれば肝心の性も放棄して、金融とか芸能、情報といった「アマタ」の方に没頭する、つまりセックスレスになるのも致し方ないことだ。それでもソクラテスの言葉にこんなのがある。「ともかく結婚せよ。良妻を得れば汝は幸福になろう。しかし悪妻を得たとしても汝は哲学者になろう。いずれにせよ誰にとってもいいことだ」と。かくいうソクラテスはよっぽど悪妻に恵まれたんだね。思うに、性とビジネスは表裏一体で、互いに刺激し合うものだ。シーソーみたいなもんだね。ビジネスで成功する者の影には、大いなる性慾が潜んでいるというわけ。ぶっちゃけ、超マジメそうに見える人でもね、実はエロエロなんです。例えば、森鴎外なんて人も『ヰタ・セクスアリス』の中でいかにも「ボクはそういうことに関して奥手ですから...」みたいな書き方してるけど、ドイツ留学中にエリスに何したかは、彼女がはるばる海を越えて追っかけてきたことが如実に物語ってるわけ。ま、ともかく、性とアマタ、どっちのビジネスも半ば放棄して、「狭く深きを欲す」と、小生のような無為の生活者になり、「広く浅きを欲す」と、ソクラテスのように有為の哲学者になるってわけ。で、結婚とは何かって?さあ... |
2012年1月5日
テレビでカダフィのことやってる、独裁制とは?とか、それが如何にして崩壊したか?インターネットで人々が暴動を呼びかけた、とか。でもさ、民主制がそんなにいいかってボクら言えんのか?大阪市長になったハシモトさんなんか、逆に、独裁制こそ民衆のパワーを集結できる!って考えてんじゃない?これって家に似てる。厳しい家で育つのと、ゆるゆるの家に育つのと、どっちがいいかって問題と。どっちとも言えないよね。ただ前者だと独裁を好むだろうし、後者だと民主を好むだろうよ。あと、生涯で一人の旦那しか知らない良妻賢母と、他の男を知ってしまった女、この違いが独裁制と民主制の違いだよな。何も知らない方が幸せよ、と言えるのはスレッカラシの方だ。民主制ってのはスレッカラシなんだ。何も知らないって方が案外、家庭も国家も平和なんだろう。今の北朝鮮なんか食うもんなんかなくても中国みたく暴動は起きてないでしょ。犯罪も日本や欧米より少ないんちゃう?坂口安吾も戦時中はオイハギすらいなかった。家の扉なんて鍵すらいらなかった、って書いてるよ。天皇制のおかげで案外治安が良かったんだな。むろん、頭のいい人は窮屈だったろうけど。ほとんどの人はそれで幸せだったんちゃう?明治維新の前も徳川家の独裁だったわけで、慶喜さんがカダフィのように暗殺されなかったのは、勝海舟のおかげだろうね。無血開城だっけ?大政奉還は賢い選択だったよ。カダフィの側近にはそういう知恵者がいなかったんだろうね。だけど、今日の日本はリビアよりネット後進国なんだろうか?若者はこんだけ上の世代から搾取されてんのに暴動が起きる機運さえない。ネット上は政治のことよりオタク情報ばかり。これが戦後民主主義教育の成果なんだろうね。受験戦争たって、答えの決まった問題をクイズみたく解いて、問題は何か?ってことは誰も考えない。考えさせないようにって教育方針だったのなら、これは大した愚民化政策だな。そのあげく東大いって原発村をつくる。オウムに入ってサリンをつくる。一人残らず大学でバカになる。そういう仕組みを築いた日教組はえれーよ。この国は百年安泰だな。けど、百年たったら滅びるね。 |
2012年1月5日
孔子によれば、四十は不惑、五十は天命を知り、六十で耳に...何を聞いても動じずってことらしい。で、七十で何をやっても常識を越えない...とな。しかし、子孫を生み殖やす能力ってのは、はみだす力だろう。矩をこえないと無理でしょ。ジンキョってやつの隠喩なのかな?七十で子づくりは諦めろ、と。孔子先生、そういう意味ですか?六十で何を聞いても動じないってんじゃ、音楽はたのしくないだろうなア。心も動かないんだから。五十の天命ってのも、寿命のことじゃん?石田衣良も五十で仕事の終わりが見えるって言ってたけど、自分の限界が見えるってんなら、ヤダねー。四十の不惑ってのもキケンだね。だって、惑うことがないってのは、分別があるってことらしいけど、それじゃ毒も吐けない。ギャグもいえない。ユーモアが枯れ枯れでしょ。つまらん人間だね。それ以前に、毒が貯まって、もう癌とかになってんじゃね?死ぬまで、バカで、エロで、まア、つまり、心の弱い、色男でいたいなら、孔子の教えの反対に従え。まア、これ、アレなんだろう。逆説。パラドクス。坂口安吾もいってるよ。キリストや孔子は自由人であり、反逆者で、罪人で、世をすねた一人よがりのバカ者、キチガイとね。親鸞上人も悪人正機なんつって、アレも逆説なんだろう。悪を知る者が、すなわち善なんで、それを知らんから悪を行う、これすなわち悪人と。知る者は言わず、言う者は知らずってやつだな。これ出典は「老子」ですと。きっと孔子のこと茶化してんだろう。そんなこと得意げに言ってるおめえさんは何も知らねえんだよ、って。じゃあ、何も言わぬ、アレが一番えれーよってなる。アレってのは、何だっていーんだけどさ。赤ん坊でも、仏でも、死にかけのバアさんでも、スーパーカーでも! |
2012年1月5日
うおっしゃー、ネットでミウラのエッチングパーツGET!瞬着も買わないとな。あとメタルプライマー。これないと金属に塗装できないんだ。今回、コンパウンドは粗目からちゃんとやろう。で、最後にモデリングワックスで完璧なツヤツヤボディだ。そういえばプラモ屋にアヴェンタドールあったけどめちゃ高かった!西川淳氏があれに試乗してる動画もようつべにあったな。car@niftyだったっけ?そのコメがひどいこと!またこいつかよ、評論というより独り言、雑談はよせ、専門的なこといえ...要は、みんなうらやましいんだね。率直で面白かったけどな。要は、乱暴ギーニからランボル地ー味に進化?してるらしい。生粋のファンには不満なくらい静かなんだって。ホントなの?他の動画もみたけど、静かなんてとんでもない!ベルリンのオフィス街のショールームに駐車する動画なんて、狭いガラス扉の間を慎重に入れてんだけど、バックでもやはり爆音!道ゆくビジネスマンも足を止めて見物してた。日本に入ってきた時点で消音装置つけさせられてんのかも。つまんない国だよね。昔、童夢・零が市販されなかったのも旧運輸省が暴走行為を奨励するクルマだからって許可しなかったらしい。なんだ、若者のクルマ離れを助長したのも、実はお役所なんじゃん!馬力規制やリミッターやら規制、規制で結局、自分の首締めてんだよ。自動車産業の不振を歴史的円高のせいにして。昨日の夕刊にサブカル系の大学教授が東京モーターショーの印象を書いてた。アキバ的物語をクルマに、って。なるほど。ただアキバって一口にいっても、マンガアニメゲームだけじゃない。昔から電気屋街だったし、今は街そのものがでっかいホームセンターって感じ。真空管でもコンデンサーでもギター用ブリッジでも、何でもあるのにクルマ関係だけがない!痛車がブームだから「あなたの愛車をミクミクにしてあげる!」みたいな店がそこら中にあってもいいのに。みんな隠れて楽しんでんのかな。そこがオタク大国?じゃあ、まず日本中をアキバ的に隠れなくてもいい場所にしないとね。変に隠れなきゃいけないから暴走行為に走るんであってさ。そういうウソマジメやめない? |
2012年1月15日
キレるって何だろう?入社して半年くらいたった頃に徹夜して持ってった図面を「こんなの俺でも描ける」とこき下ろされて「じゃあ、帰ります」とそのまま帰ってきたら、あとで「キレちゃったんだって!?」と上司に冷やかされた。それをやっちゃあ、おしめえよ、ってことをしたら「キレた」というらしい。なら、おしめえにした方がいいだろう、そんな関係。震災にしても、原発事故にしても、自然がキレたのか?そうじゃねえだろう。人間が守ってきた儚いユメがちぎれただけだ。自然はそんな人間のお約束なぞ知るめえ。病気というのもそうだ。医学なんてヘリクツなぞ知るめえ。百歳近い超高齢者に教科書どおりの医学なぞ通用するか。ヘタに手術してかえって命取りになる。それほど複雑に健康は保たれている。ずっと寝ないくせに三日にいっぺん死んだように眠る人もいれば、ずっと眠っていたかと思えば急に大声で歌い出す人もいる。排便だって毎日山のように出る人もいれば、十日くらいプスッともいわない人もいる。そういう人間の神秘を解さないナースが「昨日、いっぱい便が出てるけど、計算するとまだ足りないわ」と下剤をどんどん盛る。するとどうなるか。認知症の人にはわけがわからない。なぜこんなにお腹が痛いのか?どこへ行けば治るのか?さっぱりわけがわからない。その不安が昼夜つづき、眠れぬまま「お父さんどこ?」「家に帰りたい」と彷徨い歩くうちに疲れきって転倒。骨折。入院。車椅子生活に。ますます動かないから便秘に。で、ますます薬浸け。こういうのは虐待といわないのか?本人の望まぬ医療行為なんだから。キレルことのできない人々はそうして怪我や病気、死という現実と無理矢理に向き合わされるわけだ。自然は何も言わずに幸せな人生を無惨に引き裂くだけ。ホントはその前に「もうやめろー!」とキレた方がいいんだけどね。しかし、そういう健全なナースほど認知症になって今度は自分が虐待される身になるって知ってる? |
2012年1月23日
しかしさあ、何で日本はいまだに製造業にこだわんのかね?テレビも家電も中国製、韓国製で充分でしょ。そのうちクルマもそうなるよ。同じような製品なら安い方に流れるのが当然。大量生産なら安い土地と労働力に任せるのがいい。日本の技術は世界一なんてバブル期の話でさ、高くて高性能なんて今やマニアしか買わないよ。で、輸出の伸び悩みをすぐ歴史的円高のせいにする。特徴がないから売れないだけだろ。で、内需頼りだから、すぐ消費税増税って話になる。どうせ内向きなら全品受注生産にしたら?米国の某ギターメーカーみたいにインドネシアとかメキシコに工場つくって廉価品はそこで生産、本国ではその何倍も高価なカスタムメイドってのもいいね。あと、ランボルギーニのディアブロなんて整備士の話じゃ、実はひんどいツクリなんだってね。エアコンダクトとか隙間だらけ。電気系統は故障ばっか。でも20年たった今でも一千万とかする。安いレプリカも作られてる。ああいうのはバカ高いから逆に売れるんだろう。ヴィトンとかブランド品もそうでしょ。偽物がいっぱい出回るから本物の値がべらぼうにつり上がる。日本製でそんなのいくらあるか?前に中国の遊園地でガンダムとかドラえもんそっくり?のキャラが話題になったけど、アニメくらいでしょ。コピーされるようなものをソニーもパナソニックも作りなよ。で、特許とか商標で稼ぐ。それには無から生み出す想像力が大事なのに、介護ロボとか発想がアトムで止まってる。せめて介護アプリとか言ってよ。必要は発明の母なんで、機械ばっかいじってて生活に何が必要かもわかってない感じ。時代は軽薄短小なんで会議なんてダラダラやってる会社は終わってるし、分厚い報告書とか取説とかマジいらないし、どでかい液晶とかマジ邪魔。だけど、うるさくてでっかいV12エンジンばかり作ってるフェラーリはオーナー集めてまずパーティーやる。そこでこっそり限定モデルをご用意してます、なんて耳打ちするんだって。日本もブランド力で生き残るなら、そういうコスいやり方しかないよね。 |
2012年1月27日
(2)に続く |