2007年6月3日
わしはコムスンのヘルパーさんに週二回来てもらっとる。国は「コムスンの業務譲渡は国民の理解が得られない」と行政指導したそうだが、わしに言わせりゃ、納得いかんのは国の介護保険の方だ。どこの企業もコムスンみたいに水増し請求しないでやっていけとるのが不思議だよ。よくやった!コムスン。さすが六本木ヒルズに構えとるだけのことはある。あの会長の頭髪ももしや水増ししてたりして…。上の人間は知らんがヘルパーさんたちはホントにようやってくれとる。一日でも来てくれんとホントに困る。メシは食えんし、トイレもままならん。ゴミはたまるし、風呂にも入れん。完全にお手上げ。なのに、コンビニのバイト並みの時給だっていう。やっと出た「特別賞与」がたったの0.1ヶ月分だって…そんなんじゃ、若者もすぐ辞めてくよ。そんで仕方なくフィリピン人を雇うって?田舎のカラオケバーじゃないんだから。社保庁のずさんな年金処理もそうだが、ナメとんじゃないか?老人を。姥捨て日本。戦前とちっとも変わっとらん。だいたい医師会が政治家とつるみすぎなんだよ。カネの亡者め。白衣を着たヤクザめ。われわれ老人からお布施を巻き上げて、自分らはベンツ乗り回して、リゾート地でバカンスかい。最近じゃ、テレビでも「ホントは怖い家庭医学」だの「ためしてがってん」だの、国民の不安を煽って、結局は科学者や医者にお布施が集まる仕掛けじゃないか。科学と医学による恐怖政治だ。カラダも使わず頭だけで儲ける輩なんかメタボで苦しみゃいいんだ。ホントに大事なのはクスリじゃなく、わしの手や足の代わりになって働いてくれる手と足だ。わしの愚痴もわがままも聞いてくれる耳だ。わしの顔色をうかがってくれる目だ。2055年には65歳以上が40%になるっちゅう前代未聞の超高齢社会。わしのような粗雑な人間はまだ丈夫だが、戦後生まれはヤワだからこの国はまちがいなく介護破綻するね。まあ、わしはとっくに死んどるから知らんが。<完>
2007年6月8日
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